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>語学学校選択のヒント
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運営上の注意点
| 現在語学学校は、個人の教室から大手まで様々な学校があります。選ぶ立場になると確かに選択の幅が広いとも言えますが、逆にどの学校を選んだら良いのか迷ってしまう場合があるのではないでしょうか。その様な方々のヒントとなるようにいくつかのポイントを紹介したいと思います。当校では以下の4つを念頭に語学学校の運営を行っています。 |
| 1. |
理念がしっかりしている
語学学校と言っても教育機関で、人が人に対して語学という知識を教え、又その知識を使える様に指導をします。従って、学校自体に確固たる理念や方針がなければ正しい指導はできません。 |
| 2. |
講師・職員が親切で教授法を体得している
人が人に教える訳ですから、教える立場の講師が教授法を良く理解している事、日本人に教えた経験が豊富である事、又人柄が良い事が生徒様の継続に影響します。 |
| 3. |
日本人に合った教材を使用している
例えば英語をヨーロッパの人に教えるのと日本人に教えるのとでは、文法の違いからおのずと指導方法が異なります。何の教材を使用するか、又レベル別に豊富な教材を揃えているかが重要な選択のポイントの一つとなります。 |
| 4. |
その学校に行けば上達する
語学は物を買うのと違って、身に付かなければ通う意味がありません。上達する為の独自の教授法を確立しているか、又その学校から社会に人材を多く輩出しているかが重要な検討項目ではないでしょうか。 |
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| 以上の事に付け加えて、語学学校を選択する際に、考慮した方が良い点を以下に示します。 |
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外国人講師が教えれば必ずしも良い訳ではない。
若し、あなたがアメリカに住んだとして、外国人に「私は仕事で1年後に日本に行きます。大切な商談があります。その商談で困る事がないレベルの日本語を身に付けさせて下さい。」等と頼まれた場合、みなさんはどうお思いになりますか。日本語のネイティブスピーカーであっても、週1回1時間程度のレッスンで日本語が話せない外国人を指導するとなったら、特別な教授法の学習をしている場合を除き、どこから教えたら良いか、どの様に指導をしたら良いか、又効果が出せるか等色々考えてしまうのではないでしょうか。
これと逆の例で、日本在住のネイティブ英会話講師も同じ様な思いをしている場合があります。勿論、しっかりした学校で方針・教授法・教材が確立されている場合には、その学校で研修を受けてから着任するのが普通です。しかし、ただ英語が話せるというだけでお茶を濁している講師を見かける事があります。
但し、「日本人講師では発音が心配で」という根強い声があります。この考え方は確かに正しく、例えば帰国子女と言われる方々がほとんどネイティブと同じ様に発音ができるのは、海外生活を通してネイティブスピーカーの中で語学力を身に付けたからです。しかし日本で学習する際に一番注意しなければならないのは、単にネイティブスピーカーであれば良いという事だけではなく、そのネイティブスピーカーが日本語の特性(英語の文法と日本語の文法が違う事)、日本の習慣と外国の習慣の違い、教材の内容、教授法に精通している事が重要です。現在の語学学校業界は、講師がただネイティブスピーカーであれば良いという事は通用しなくなりました。 |
教室の雰囲気から講師の人柄が読み取れる。
デパートよりも規模の小さな専門店は、店主の人柄が店の雰囲気に色濃く反映されると思います。よくコーヒーショップや飲食店等で、例えば、阪神ファンや巨人ファンなど同じ趣味の人が集まり、一般の人々には入りにくいというお店があります。これはある意味で、どの語学学校であっても言える事だと思います。例えばロビーに多くの掲示物があり、なるべく情報を公開しようという学校もあるでしょう。又その逆であまり掲示物を出さずになるべく学校の内容を公開しない様にしている場合もあると思います。
この2つの教室には教育観、教授法に大きな違いがあると見て良いでしょう。判断基準が全て感覚であってはいけませんが、教室の雰囲気、掲示物、職員の態度はその学校の教育姿勢を語っていると思います。 |
授業を見る機会があるかどうか。
最近はあまりないのですが、以前体験レッスンを実施すると驚かれる事がありました。「当校では無料体験レッスンがございます。又無料体験レッスン日にご都合がある場合には、他の日程でクラス見学をして頂く事も可能です。」と、お問い合わせのお客様にお話すると、「えっ、見学出来るのですか?」と聞き返される事がよくありました。昔は一般的に授業というと、英会話教室にとっての商品である為に外部には見せない様にしようという傾向性がありました。
しかし現在では国際化に伴い、海外滞在経験がある方も多く、十分に情報を収集した上で当校にご来校頂きます。従って、当校ではカリキュラム、教授法、更に講師に対する研修方法まで、ご来校頂いた生徒様に詳しく説明させて頂きます。大雑把に言って、授業をオープンに見せる学校は自分達のカリキュラムに自信を持っていると考えて良いと思います。
※当校ではクラス見学は随時行なっており、ご納得頂けるまで何回でも見学ができるシステムを採用しておりますが、定員締切のクラスをご見学頂く事はご遠慮頂いています。又、クラス見学は在校生の皆様にご迷惑が掛からない様に実施しています。例えば、上級レベルの実力を持っている生徒様が「全てのクラスを見学したいから」という事で初級から順番に見学を希望される様な場合には、上級者の方が初級レベルに入る事により、初級レベルの方が抵抗感を持たれる場合がありますので、なるべくご自身のレベルに近いクラスをご見学頂く様にお勧めしています。 |
わずかな時間と授業料で英語が簡単に話せる様な
イメージを宣伝している学校は要注意。
| KGSニュースでも取り上げている事ですが、日本人の幼児が言語能力を身につける為には、乳児の時から1日に6~8回「ミルクよ、おいしいわよ」等と同じ言葉を何回も聞き続け、約2年~2年半が経過すると言語能力が徐々に確立し、「ママ、ミルクちょうだい。」と言える様になります。語学学習には段階があり、 |
| 1. |
聞いて吸収する段階 |
| 2. |
蓄積の段階(沈黙状態) |
| 3. |
溜まった能力を発声しようとする段階 |
| 4. |
発声した言葉と相手の言葉を聞き比べて正しく矯正しようとする段階 |
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| という様になります。又、言語学的に言っても言語能力というのは、左脳のウェルニッケ言語葉という部分がまず開発され、その後7,000時間以上同じ事を聞き続ける事によってウェルニッケ言語葉に充分な知識が蓄積され、今度は左脳前部にあるブローカー言語葉で発声・発音をする為の中枢が作られるという順番があります。更にある程度言語能力が確立されたとしても、幼児の間は日本語であっても過去・現在・未来の使い分けを正しくする事は出来ません。一言で言って、中学生の会話能力と社会人の会話能力にも大きな差があります。従って、努力もせずに簡単に外国人と対等に話せるかの様な宣伝をする学校は要注意と考えて良いと思います。但し、語学を修得する為の学習時間は、カリキュラムの組み方、教材の選定の仕方、又どの様な講師が教えるか、さらに自分自身がどれくらい語学学習に集中出来るかによって短縮する事が可能です。 |
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案内書に学校のレッスン内容が表れる。
| 前述した様に、教室の雰囲気がその学校の方針や講師の人柄を表す様に、パンフレットもその学校の様子を表していると言って間違いないと思います。手作りの簡単なパンフレットがいけないという様な事ではなく、パンフレットになるべく多くの情報を載せてその学校の考え方を伝えようとしている場合には、講師もその様な意識を持っており、丁寧に根気強く教えてくれると思って間違いないと思います。又、パンフレットや付随する書類に講師の紹介をしている場合も、学校がその講師に対して自信を持っている事の表れと言えるでしょう。 |
教授法のポイント。
| 国際外国語スクールでは過去17年間、多くの生徒様に接しながら常に研究を進めて参りました。何が良い教え方かというと褒める事だと思います。上達の速度も個々によって違います。若し、その生徒様の学習スピードがゆっくりだったとしても、各生徒様の上達速度を講師が把握した上で授業を実施します。講師が「ここは非常に良かったね。次はここを注意すればいいよ。」という発言を繰り返す事で学習効果が促進されると考えます。これはお母様が自分の子供に言葉を教えるのに「この子はもう駄目だから。」と諦めてしまう事がないのと同様だと考えています。逆に講師が生徒様一人一人の上達を把握できないというのは論外だと言えます。 |
良い教育は安くありません。
現在は多くの語学教材が発売されています。中には1セット50~60万円もする教材もあります。50万円の教材を買ったからと言って50万円分の効果があるとは言えないと思います。しかし、最低限でもある程度の教育を受け、ある程度の訓練を受け、ある程度の期間定着してくれる講師を雇う為には費用がかかります。又、独自に教材を開発する為にも費用がかかります。
逆にいうと、語学学校業界は過当競争化にあり、1日900円~という様な宣伝が目に付きますが、安価である=どこか重要な部分で手を抜いている所があるのではないかと疑ってかかる事も必要だと思います。
最初に当校が、語学学校を運営する上で大切だと考える4つのポイント、及びそれに加えて語学学校選択時に考慮した方が良い7つのポイントをご紹介しました。今後の皆様の語学力向上にお役立て頂ければ幸いです。 |
教授法やシステムの例。
国際外国語スクールでは、高校生以上はダイレクトメソッド及びスパイラルメソッド、中学生以下はダイレクトメソッド・フォニックスメソッド・スパイラルメソッド、帰国子女に対しては会話教材と海外で学習する教科を組み合わせて授業を進めて行きます。
ダイレクトメソッド
アメリカで開発された教授法。母国語を交えずに直接学習する言語を使用して教授する方法。日本では、「義務教育の英語学習だけでは喋れない!」と言うイメージを払拭する為に多くの学校でこの教授法を採用。
帰国子女と言われる人たちが、ネイティブスピーカーと同等の語学力を身に付けられるのは、ネイティブスピーカーの中で学習をした為。この事からも、ダイレクトメソッドは効果があるという事が分かる。但し、日本人に対してはダイレクトメソッドだけでは充分とはいえない。
例えば、通勤時にMusic Playerで毎日英語を聞いて、英語のシャワーを浴びてもなかなか喋れないのと同じで、音感教育の延長線上としての効果はあっても、単語力の向上や文型の徹底には直ぐには繋がらない。カラオケの練習の為に、車の中で音楽を聞くよりも歌詞を見ながら何回も歌った方が覚えは早い。これと同様に語学学習も、4技能をバランス良く学習する事、自らが参加する機会を増やす事が大切。
フォニックスメソッド
日本では、子供に対する教授法として有名。元々は、アメリカで開発された。一時期アメリカでは、文字が書けない人に対する教育が問題となり、文字教育促進の為に開発されたメソッド。
発音教育、スペリングの教育としては非常に効果が高い。但し、文章を教える為には他の教授法との組み合わせが大切。
スパイラルメソッド
これは当校が最も得意とする教授法。一つの文型に単語を足したり引いたりする事によって多くの表現ができる事を学ぶ。一つの文型を繰り返し何度も単語を入れ替えながら学習する為に、記憶をしなくても自然と正しい話し方が身に付く。又、反射的に応える練習方法を取り入れると英語で考える言語能力を養う事が出来る。
以上のメソッドは、国際外国語スクールにて再度研究をした上で、3種類のメソッドを組み合わせる事により絶大な評価を頂いています。
この3種類のメソッドは、単体では各々欠点もあり、充分な効果が得られない事が確認されています。 |
教授法比較。
ダイレクトメソッド及び洋書を使用した教授法
現在多くの学校がこのパターンで授業を行っている。ダイレクトメソッドだけでは日本人に対する教授法としては十分とは言えない。洋書は多くの場合どの国の人が学習をしてもある程度の効果が出るように編集されているが、日本人の不得手な部分を克服する為には、日本人学習者向けに編集された教材を使用した方が更なる効果が期待できる。
サロン教授法・フリースタイルの教授法・少人数チケット制
一時期サロン教授法と言う言葉が流行り、例えばコーヒーを飲みながら気楽に英会話を学習するシステムが評判になった。まず、「サロン」と言う名前の教授法は存在しない。又、時々気分を変えて楽しく学習するのは良いが、長期的な視野に立つとある程度決まったカリキュラムで徐々に力を付けた方が良い効果が期待できる。最近では、少人数チケット制が流行っているが、統計的には初心者に対しては1クラス8人前後が効果的。これは、帰国子女と言われる人達が海外に住んでいる時に友達から影響を受けて語学を習得する様に、ある程度の人数で学習した方が相乗効果を得易い。少人数制は、中級者以上の方々、若しくは明確な目的を持った方々には効果がある。
外国人講師がベビーシッターをしながら幼児に教える
「0歳からの英会話」等のキャッチフレーズで、約10年位前から脚光を浴び出した。例えば、外国人講師がベビーシッターをしながら、午前中2~3時間位週2、3回の割合で英語を教えてくれるシステム。子供を預かってくれる事と、子供が外国人に触れる事ができる時間が長い為に一時はブームになりかけた。
但し、幼児で言語能力が確立し始めるのは個人差はあるが2歳~2歳半である為、外国人の先生は遊び友達程度の存在となってしまい、保護者の方々が期待する程の効果が上がらない為に近年は下火。例えば、お母様が日本人でお父様がアメリカ人の子供が日本に住んだ場合、最初に日本語を話せるようになり、英語は日本語を話せる様になった後から徐々に話せるようになるのと同じ理由。一回に触れ合う時間の長さよりも継続が重要。
International Kindergarten(日本にあるインターナショナル系のKindergarten)
近年、「英語で子育て」という事が注目され、International School系のKindergartenに通う日本人の幼児さんが増えている。International
Kindergartenに勤めている講師は、多くの場合幼児教育に精通している。例えば、当校でもフラッシュカードを使う時には、1つ1つのカードを見せながら単語を教えるのではなく、瞬時にカードをFlashする。1つのカードを時間をかけて見せながら、What's
this picture? 等と聞くと、お子様に考える時間が出来るので集中出来なくなる。逆に、講師がカードの単語を発声しながら、早くめくって行く事の繰り返しで、お子様の集中力が高まり、右脳開発にプラスとなる。何回かお子様の前でカードを素早くフラッシュした後で、1つのカードを取り出してWhat's
this picture? と聞いた場合に、多くのお子様が正しい単語を答える事が出来る。
これは、幼児教育に携わる者にとっては当たり前の常識。この様な教授法が多くのInternational Kindergartenで徹底されている。当校の帰国子女コースにも、日本のInternational
Kindergartenを卒園した生徒様が多数在籍。日本のInternational Kindergartenを経て入学した生徒様は多くの場合、海外のKindergartenやPre-schoolを終了して当校に入学した生徒様と比べて遜色のない英語力を身に付けている。場合によっては、読解や筆記能力は日本のInternational
Schoolから入学された生徒様の方が上回る場合がある。現在、日本国内のInternational系 Kindergarten(Pre-school)は、当校の教授法と共通する教え方を採用している。
最初は日本人講師で文法を徹底する方式、又は暗記方式
この方式を採用している学校は意外と多い。その本当の理由は、質の高い外国人講師を採用し、又生活や文化の違いを克服して長期間働いてもらう事が難しいので、初心者に対しては日本人講師を担当させる。
一見日本人講師で基礎を徹底した方が効果が上がりそうだが、文型や文法は教材がしっかりしていれば自宅でも学習できる。それよりも、語学は発音を身に付け、又外国人を相手に実践練習をする事が最も大切。これは海外で外国人だけの環境で生活をすると、語学力が向上するのと似通っている。アメリカ人やイギリス人の子供は文法を知らなくても英語が話せる。
ドラマ方式やシチュエーショナル方式で学ぶ
「ドラマやストーリーの中から楽しく学ぶ」方式の学校が幾つかある。この方式は、自身が登場人物になれる為にある意味では楽しいレッスン方式。但し、ストーリーの中で使った言葉が実践に当てはまらない場合が多いので要注意。
英文学を何冊も読んだ事がある人が、会話も上手とは限らないのと同じ。
「レストランでの会話」、「ショッピングの会話」という様に、場面を設定して学習する教材や学校も多い。これも実践の場で、「習った会話のパターン」を相手が使ってくれない場合が多い為に、中級者以上を目指すのであれば「英語で考える言語能力」を身に付ける必要がある。文型や語彙を増やさなければ通用しない。
パソコンソフト、DVD、オーディオを使用する
一時漫画のキャラクターを使用した英会話教材が30万円以上もするので話題になった。CDやDVDを使用する事で、新鮮味が増してある程度の効果は期待出来るので、国際外国語スクールに於いても一部のクラスでCD学習を取り入れたり、希望者には無料でCDの貸し出しも行っている。
但し、オーディオ学習の場合個人差が生じる。例えば集中力がある人とない人では効果にかなり差が生じてしまう。
コンピューター学習も、コンピューターの答えが一定である事が多く応用が利かないのが欠点。インターネットを利用した学習方法も広がりつつあるが、相手が目の前にいてレッスンを行う方が効果的。人と人との触れ合いの中から学習する事が、言語学習の基本。ホームステイや留学をするのは、触れ合いの中から学習する事が一番の目的。オーディオやコンピューター学習はあくまでも補助的存在。
以上幾つかの教授法を紹介してまいりましたが、これは他校や他の教材を批判するものではありません。皆様が語学学校を選択する時の参考にして下さい。 |
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